Webライターに記事を依頼したいけれど、「いくら払うのが普通なんだろう?」と迷っていませんか?
実は相場を知らないまま発注すると、失敗パターンはだいたい次の2つに分かれます。
- 安さ重視で頼んだら、使えない記事が届いた
- 言われるがままに支払って、予算オーバーで継続できなくなった
結論から言うと、Webライターの単価は幅が広いものの、「このくらいなら妥当」という適正ラインは確実にあります。 適正ラインを知っておけば、予算内で品質の高い記事を手に入れやすくなります。
この記事では、初めて外注する人でも迷わないように、以下をわかりやすく整理します。
- 料金体系(どんな支払い方法があるか)
- 記事の種類ごとの相場
- 見落としがちな追加費用
- ありがちな失敗例と対策
- 予算内で良いライターを見つける手順
Webライター外注でよく使う4つの料金体系
ライターへの支払い方法は、大きく分けて次の4つです。 最初にここを押さえておくと、見積もりも比較もしやすくなります。
1)文字単価型(もっとも一般的)
「1文字○円」で計算する方法です。最もよく使われます。
例:文字単価1円 × 3,000文字 = 3,000円
計算がシンプルなので、発注側も管理しやすいのがメリットです。 文字単価の目安はざっくり以下の通りです。
- 初心者: 0.5〜1.5円
- 中級者: 1.5〜3円
- 上級者・専門家: 3円以上(10円超もあり)
向いている記事: SEO記事、ブログ記事など「3,000文字で」など文字数が決まるもの
2)記事単価型(1記事いくら)
「1記事○円」で記事全体の金額を決める方法です。 記事単価型は、文字数が多少増減しても金額が変わりません。
例:「1記事5,000円」の場合 3,000文字でも3,500文字でも、支払いは5,000円
文字数よりも、内容の質や作業範囲を重視したいときに使いやすいです。 また、以下のような作業をまとめて頼むときにも採用されがちです。
- 画像選定
- WordPress入稿
- SEOを意識した構成作成 など
相場目安:
- 3,000文字前後の記事で 3,000〜8,000円
- 取材や専門性が絡むと 1万円以上 も普通です。
3)ページ単価型/時給型
ページ単価型
「1ページ○円」。LP(ランディングページ)や企業サイトの文章など、**記事というより“ページ制作”**に近い依頼で使われます。 相場は 1ページ1万〜30万円 とかなり幅があります(構成・設計込みだと高くなるため)。
時給型
「1時間○円」。継続案件や、業務の切り分けが難しいプロジェクトで採用されます。 相場は 時給1,500〜5,000円 程度。 ただし、初めての依頼では「どれくらい時間がかかるか」が読みにくく、発注側が不安になりやすい方式です。
💡 初心者が最初に選びやすいのは「文字単価型」か「記事単価型」です。
金額が明確で、トラブルになりにくいからです。
4)【重要】表示単価が「手取り」か「税込・手数料込み」か確認する
ここは見落としがちですが、かなり大事です。 たとえばクラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングを使う場合、手数料や消費税の扱いで最終支払額が増えることがあります。
「文字単価1円で予算を組んだのに、手数料や税で想定より高くなった…」はよくある話です。 見積もり段階で、必ずこう確認しましょう。
最終的な支払い総額はいくらですか?(税込・手数料込み)
これだけで、予算オーバーをかなり防げます。
【種類・難易度別】記事の料金相場
同じ文字数でも、記事の目的や難易度が違えば相場も大きく変わります。
SEO記事・コラム(集客目的)
検索上位を狙う記事は、ただ文章を書くのではなく、リサーチや構成の理解が必要です。
- 文字単価目安:1.5〜5円
- テーマが簡単:1.5円前後
- 競合が強い/専門寄り:3〜5円
インタビュー・取材記事(ブランディング目的)
取材は工程が多いので高くなります。
- 事前準備(質問設計)
- インタビュー実施
- 文字起こし
- 記事化
- 文字単価目安:5〜15円以上
- 記事単価:3万〜10万円 になることもあります。
- ※交通費や撮影費が別途になるケースもあるので要確認です。
LP・セールスライティング(売上直結)
LPは「読んだ人を動かす文章」が必要で、別スキル扱いです。
- 料金相場:1ページ 5万〜30万円以上
- 高いですが、LPは売上に直結しやすいので、ここを安くすると結果的に損になりやすいです。
専門記事(金融・医療・法律など:YMYL)
お金・健康などの分野は、誤情報が致命的になります。 専門知識や監修が必要になり、単価も上がります。
- 文字単価目安:3〜15円以上
- この領域は「安さ」より 正確性が最優先 です。
【レベル別】ライター単価の目安と特徴
初心者(0.5〜1.5円):安いがバラつきが出やすい
メリット
- 安い
- 融通が利くことがある
- 丁寧な人も多い
リスク
- 文章品質が安定しない
- SEO理解が浅いことがある
- 修正が増え、結局コスト高になることも
- 納期遅れ・音信不通の可能性
向いている依頼: リライト、型が決まった文章、簡単なまとめ記事など
中級者(1.5〜3円):もっともコスパが良い
- SEOの基本を理解している
- リサーチができる
- 納期や連絡が安定しやすい
初めて外注する人にとって、最も失敗しにくい層です。 まずはここにテスト発注するのが安全です。
上級者・専門家(3円〜):指名料込みの価格帯
- 専門性が高い
- 企画・取材・編集まで対応できることも
- 修正がほぼ不要な品質で納品されやすい
「品質が売上や信用に直結する記事」だけ上級者に、その他は中級者に…という使い分けが現実的です。
見落としがちな「執筆以外」の追加費用
執筆料だけで予算を組むと、後からズレます。よくある追加費用はこちら。
1. 構成案作成(KW選定含む)
- 相場:3,000〜15,000円/記事
- (競合分析込みだと高め)
- ライターによっては執筆料に含まれるので、必ず確認しましょう。「構成案込みですか?」でOKです。
2. 画像選定・図解作成
- 画像選定:1,000〜3,000円/記事
- 図解・グラフ:3,000〜10,000円〜
- 予算を抑えるなら、画像だけ自分で用意する方法もあります。
3. WordPress入稿・装飾
- 相場:3,000〜8,000円/記事
- 装飾・リンク・画像配置などで意外と時間がかかるため、外注する価値はあります。
- ただしログイン情報共有が必要なので、セキュリティ面は要配慮。
4. 修正対応(無料回数の確認が必須)
- 軽微な修正:無料〜3,000円
- 大幅修正:5,000〜15,000円
依頼時に必ず決めるべきはここです。
- 修正は何回まで無料か
- どこまでが無料の範囲か
修正が増える原因の多くは、最初の指示が曖昧なことです。
初心者がやりがちな失敗と対策
安すぎてライターが飛ぶ(音信不通)リスク
相場より極端に安い募集は、そもそも良いライターが集まりません。
- 例: 3,000文字を文字単価0.3円(900円)で募集
- → 低品質・納期遅れ・音信不通のリスクが上がりやすいです。
対策:最低でも相場の8割を目安にする 「安く失敗して作り直し」より、「適正価格で一発納品」の方が結局安いです。
修正コストで結局高くつく
安く発注しても、修正が増えれば結果的に高くなります。
対策:依頼時点で“指示書”を用意する 最低限この5つは書いておくと、修正が激減します。
- 読者ターゲット
- 記事の目的
- 文体(です・ます等)/トーン
- 参考記事(あれば)
- NG事項(避けたい表現など)
生成AIの使用可否で単価が変わる
最近はAIを使うライターも増えています。
- AI活用OK: 単価が下がりやすい(0.5〜1.5円など)
- AI不可(完全人力): 相場より高めになりやすい
対策:AI使用の可否を先に明記する OKの場合も条件を決めると安心です。
- 人間が必ずチェック・修正する
- 事実確認を行う
- コピペチェックを行う など
予算内で良いライターを見つける手順
1. 募集文の「予算」の書き方で応募の質が変わる
「応相談」は応募は増えますが、選ぶのが大変になりがちです。 おすすめは、幅を持たせた書き方です。
例: 「文字単価1.5〜2.5円を想定しています。実績・ポートフォリオを拝見して調整します」
募集文に入れる項目はこの7つでOKです。
- テーマ・ジャンル
- 文字数
- 納期
- 予算(文字単価 or 記事単価)
- 求めるレベル感
- 修正対応の条件
- 継続依頼の有無
2. テストライティングは必須(無料はNG)
いきなり本契約ではなく、まずテスト発注が安全です。
- 目安: 1,000〜2,000文字
- 報酬: 本単価の8割程度 or 1,000〜3,000円
テストで見るポイントはこれだけで十分です。
- 読みやすいか
- 指示通りか
- 誤字脱字は少ないか
- 納期を守れるか
- やり取りがスムーズか
※無料テストは優秀な人ほど来ないので避けましょう。
まとめ:最初は「中級相場」でテスト発注がいちばん安全
最後に要点をまとめます。
- 初心者は 文字単価型/記事単価型 がわかりやすい
- 記事種類で相場は大きく変わる(SEO・取材・LP・YMYL)
- コスパ最強は 中級者(1.5〜3円)
- 構成・画像・入稿・修正など 追加費用も想定する
- 安すぎる募集は失敗しやすい(相場の8割が最低ライン)
- まずは テストライティング → 本契約 が鉄板
初めての外注で一番おすすめなのは、 **「中級者ライターに、文字単価2円前後でテスト発注」**することです。
相場を知らずに「とにかく安く」で探すと、修正や作り直しで時間もお金も無駄になりがちです。 逆に、最初から高額なライターに頼む必要もありません。
適正相場を理解 → 指示を明確に → テストで見極める この流れを踏めば、予算内で良いライターに出会える確率が上がります。


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