【40代からの資産形成】散々投資で失敗した僕が、最後に「NISA」にたどり着いた理由。遅すぎるスタート?

資産形成

こんにちは、チャレンジ太郎です。

これまで、FXでロスカットされた話、バイナリーオプションで動悸が止まらなくなった話など、数々の「投資失敗談(もはやギャンブル談)」を晒してきました。

そんな「痛い目」を見続けてきた40代の僕が、ついに重い腰を上げて始めたものがあります。

それは、**「NISA(少額投資非課税制度)」**です。

「え、今さら?」 「40代からじゃ遅いんじゃないの?」

正直、僕もそう思っていました。でも、色々な遠回りをした今だからこそ断言できます。 **「40代の今が、始めるラストチャンスであり、ベストタイミングだった」**と。

今日は、ギャンブル投資で傷だらけになった僕が、なぜ「最も退屈で堅実なNISA」を選んだのか。そのリアルな心境をお話しします。

1. なぜ今、NISAを始めたのか?「一発逆転」を諦めたから

40代に入り、ふとした瞬間に「老後」の二文字が頭をよぎるようになりました。 子供の教育費、家のローン、そして自分たちの老後資金。

「このまま会社のお給料だけで大丈夫なのか?」

20代、30代の頃は、その不安をかき消すために「FXで一発逆転!」と意気込んでいました。しかし、結果は皆さんがご存知の通り、大切な資金を溶かしただけ。

度重なる失敗を経て、僕は痛感しました。 「凡人がプロの真似事をして短期で稼ごうなんて、絶対に無理だ」

もう、ハラハラする投資はこりごりだ。 でも、銀行に預けていてもお金は増えない。

そこで消去法的に残ったのが、国が推奨する「NISA」でした。 「非課税で、時間をかけてコツコツ増やす」。かつての僕なら「退屈だ」と見向きもしなかったでしょうが、傷だらけの今の僕には、その「退屈さ」が輝いて見えたのです。

2. 実際やってみた感想:「え、これだけ?」の拍子抜け

「やろう!」と決めてからの行動は早かったです。 ネット証券(僕は楽天証券を選びました)で口座開設を申し込み、スマホで本人確認書類を撮影して送信。

数日後には口座開設完了のメールが届きました。 「面倒くさそう」と勝手にハードルを上げていましたが、やってみれば通販サイトの登録と大差ありません。

選んだ銘柄は「王道中の王道」

何を買うか迷いましたが、ここでも「一発逆転」の欲は捨てました。 選んだのは、世界中の株に分散投資する**「全世界株式(オール・カントリー)」**のインデックスファンド一本です。

毎月決まった日に、決まった額を自動で積み立てる設定にしました。 これで僕の作業は終了です。

3. FX時代との決定的な違い:「夜ぐっすり眠れる」

NISA積立を始めて数ヶ月が経ちましたが、FXやバイナリーをやっていた頃と決定的に違うことがあります。

それは、**「投資のことを忘れて生活できる」**ということです。

  • FX時代: 仕事中もトイレでチャート確認。夜中はNY市場が気になって寝不足。暴落が来たら冷や汗と動悸。
  • NISA現在: 「あれ? そういえば今月も積み立てされてたっけ?」と確認する程度。日々の値動きは全く気にならない。

この「心の平穏」こそが、何物にも代えがたいメリットだと感じています。 「お金が増えているか」は二の次で、「将来のために『正しい行動』をしている」という安心感が、40代の精神安定剤になっています。

4. まとめ:40代、今日が一番若い日

「40代からNISAなんて遅い」という声も聞きます。確かに、20代から始めている人に比べれば複利の効果は薄いかもしれません。

でも、**「50代で始めるよりは、10年早い」**のです。

過去の失敗を悔やんでもお金は戻ってきません。でも、未来を変えることはできます。 散々遠回りをした僕がたどり着いた結論は、**「地味で退屈な投資こそが、最強の投資である」**ということでした。

もし同世代で迷っている方がいたら、まずは月々数千円からでも、口座開設だけでも始めてみませんか? 「一発逆転」の夢は捨てて、一緒に地味な道を歩いていきましょう。

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