こんにちは、チャレンジ太郎です。
これまでこのブログでは、FXで大損して鼓膜が震えた話や、怪しい副業に手を出して時間を無駄にした話など、数々の「投資失敗談(もはやギャンブル談)」を恥を忍んで晒してきました。
そんな「痛い目」を見続けてきた僕ですが、実は一つだけ、「やっていて本当に良かった」と心から思えるものがあります。
それは、「NISA(少額投資非課税制度)」です。
実は僕、NISAに関しては最近始めたわけではありません。 制度が始まったばかりの「旧NISA(一般NISA)」時代から、細々とですが続けてきました。
当時は「こんな少額、意味あるのか?」と半信半疑でした。 しかし、数年経った今、はっきりと分かります。 FXで必死にチャートを見てお金を溶かす横で、誰にも注目されずに育っていたこの「地味な種」こそが、僕の資産形成の命綱だったのです。
今日は、旧NISA時代から続けてきた経験者として、そして大失敗も経験した40代として。 「もし僕が今、40代で知識ゼロの状態だったとしても、絶対にNISAを始める」と断言する理由をお話しします。
1. 「ウサギとカメ」の実話:FXで溶かす横で、NISAは育っていた
僕の投資人生は、まさにイソップ童話の「ウサギとカメ」でした。 しかも、ウサギがゴール直前で崖から落ちるタイプの、笑えない実話です。
派手好きのウサギ(FX)
かつての僕は、「短期間で大きく稼ぐ」ことに取り憑かれていました。 FX、バイナリーオプション、ハイレバレッジ……。
ある冬の朝のことです。 自信満々でポジションを持ち越した僕は、朝起きてスマホを見て凍りつきました。 画面を埋め尽くす「ロスカット(強制決済)」の通知。 一晩にして、虎の子の貯金が消し飛んでいました。
その瞬間、心臓が早鐘を打ち、なぜか鼓膜がドクドクと震えるような、強烈な不快感に襲われました。 「家族になんて言おう」「終わった」 あの時の、味噌汁の味もしない朝食の記憶は、今でもトラウマです。
地味なカメ(旧NISA)
一方で、なんとなく「税金がかからないならやっておくか」程度の軽い気持ちで始めたのが、旧NISAでの積立でした。 選んだのは全世界株式(オルカン)のような王道の投資信託。 毎月の設定をした後は、完全に放置。というか、地味すぎて存在を忘れていました。 チャートも見ないし、ドキドキもしない。完全に「カメ」です。
数年後の衝撃的な結果
FXで大損をして絶望していた時、ふと証券口座の「NISA枠」を見て愕然としました。
そこには、しっかりと利益が乗って増えている資産があったのです。
「えっ、俺があんなに必死になって、鼓膜を震わせてお金を溶かしている間に、こいつ(NISA)は勝手に増えていたのか……?」
何もしていないのに、ただ時間を味方につけただけで、資産が育っている。 この時初めて、僕は「投資の正解」を突きつけられた気がしました。
2. 「40代からじゃ遅い」は本当か?経験者が断言します
読者の中には、「NISAが良いのは分かったけど、もう40代だし……」と諦めかけている人がいるかもしれません。 「20代から始めている人に比べたら、今さら始めても意味がない」と。
ですが、旧NISA時代から続けてきた僕だからこそ、声を大にして言います。
「もし僕が今40代で、NISAを全くやっていなかったとしても、今日から絶対に始めます」
たとえ月5,000円からでも、絶対にやります。 その理由は3つあります。
① 「新NISA」は「旧NISA」より遥かに優秀だから
僕がやっていた旧NISAは、非課税期間に期限があり、制度も複雑でした。 しかし、2024年から始まった「新NISA」は神改正されています。 非課税期間は「無期限」。一生涯、非課税で運用できます。 旧NISA時代からやっている僕から見れば、今の40代は「最強の武器を持った状態でスタートできる」のです。正直、羨ましいくらいです。
② 40代にはまだ「20年」ある
「もう40代」ではなく「まだ40代」です。 定年の65歳まで20年。人生100年時代なら、運用期間は30年以上あります。 僕の経験上、積立投資は5年、10年と続けることで、複利の効果が目に見えて大きくなります。 20年あれば、資産を育てるには十分すぎる時間です。
③ 「銀行預金」が最大のリスクだから
これが一番の理由です。 今の日本で、銀行にお金を預けていて増えますか? 増えませんよね。 それどころか、物価上昇(インフレ)でお金の価値は目減りしています。 何もしないことは「現状維持」ではなく、「緩やかな資産減少」なのです。
3. 少額スタートのすすめ:タバコをやめて「強制天引き」
「でも、投資に回すお金なんてないよ」 そう思う方もいるでしょう。僕もそうでした。FXにお金を突っ込んでいた頃は、常にカツカツでしたから。
でも、NISAは「無理のない少額」からでいいんです。 僕は以下の方法で種銭を作りました。
① タバコをやめた
1日1箱吸っていたのをスパッとやめました。これだけで月1.5万円〜2万円浮きます。 「タバコを燃やす代わりに、未来の資産を燃やしていたんだ」と気づいたら、自然と吸いたくなくなりました。
② クレジットカード決済で「強制徴収」
NISAの積立設定は、「クレジットカード払い」にしました。 給料が入ったら、生活費を使ってしまう前に、カードで勝手に積み立てられる仕組みです。 「余ったら貯金しよう」は絶対に失敗します。だから、最初からなかったものとして強制的に引く。 しかも、クレカ積立ならポイントも貯まるので一石二鳥です。
4. FX中毒だった僕が変われた理由
旧NISA時代から続けてきて、一番良かったこと。 それはお金が増えたこと以上に、「精神的な安定」を手に入れたことです。
FXをやっていた頃の僕は、常に何かに追われていました。 朝起きた瞬間にチャートを見て、仕事中も上の空。 「楽して稼ごう」として、結果的に一番苦しい思いをしていました。
しかし、NISAをメインに据えてからは、「夜ぐっすり眠れる」ようになりました。 世界経済の成長に合わせて、ゆっくりと資産が増えていく。 暴落があっても「安く買えてラッキー」と思える余裕がある。
「投資とは、ハラハラするギャンブルではなく、退屈だけど確実な未来への種まきなんだ」 これに気づけたことが、僕の最大の財産です。
5. 20年後の夢:娘への「秘密のサプライズ」
最後に、僕がなぜ今、地味な積立を続けているのか。その目的をお話しします。 もちろん、自分たちの老後のためでもあります。
でも、実はもう一つ、密かな野望があります。
それは、娘が結婚する時に、黙ってご祝儀として渡して驚かせることです。
旧NISA時代から積み立ててきた分と、新NISAでこれから積み立てる分。 これらを合わせれば、20年後には結構な金額になっているはずです。
「お父さんが、FXで大失敗して鼓膜震わせてた後に、心を入れ替えてコツコツ貯めたお金だぞ」 そう言って渡す日を想像すると、毎月の積立が楽しみになります。
まとめ:今日が一番若い日。経験者が背中を押します
僕は「旧NISA」時代から相場を見てきましたが、一つだけ確かなことがあります。 それは、「もっと早く始めておけばよかった」と後悔することはあっても、「始めなければよかった」と後悔することはないということです。
今、この記事を読んでいるあなたが40代だとしても、決して遅くありません。 もし僕が記憶を消されて、今40代で知識ゼロの状態に戻ったとしても、絶対にまたNISAを始めます。 たとえ少額からでも、今日から申し込みます。
過去の失敗や、始めなかった期間を悔やむ必要はありません。 今日が、これからの人生で一番若い日です。
一緒に「ウサギ」のような一発逆転の夢は捨てて、 「カメ」のように地味で、でも確実にゴールに辿り着く道を歩いていきましょう。


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