こんにちは、チャレンジ太郎です。
前回の記事では、私たちがNISA(新NISA)を早期に始めたことで得られた「先行者利益」と、将来への「心の余裕」についてお話ししました。
「老後資金の土台は、NISA(オルカンやS&P500)で作ればいい」 「国の制度に乗っかっておけば、とりあえず安心だ」
そう思われた方も多いでしょうし、その考え方は正解です。私自身、資産形成のコア(中核)は間違いなくNISAです。
しかし、私は今、毎月の投資資金の一部を、あえて「ビットコイン(BTC)」に振り分けています。
これを聞くと、友人や同僚からはこう言われます。 「えっ、あんな危ないものを買うの?」 「せっかくNISAで堅実な道を選んだのに、なんでまたギャンブルに手を出してしまうの?」
その気持ち、痛いほど分かります。 かつての私も「FXのバイナリーオプション」に手を出し、一瞬で資金を溶かすような痛い経験をしてきましたから……。「投資=怖い」という感覚は、人一倍持っているつもりです。
ですが、今の私にとってビットコインへの投資は、一発逆転を狙うギャンブルではありません。 これは、「日本円の価値が下がり続ける未来への、最強の保険」なのです。
今回は、数々の失敗を経て慎重派になった私が、なぜ40代の今、NISAに加えてビットコインを持つ決断をしたのか。 その「3つの理由」と、具体的な「資産防衛戦略」について、私の実体験を交えて解説します。
理由1:日本円の「弱さ」をコンビニのレジ前で痛感したから
「1,000円札」が役に立たなくなってきた
ここ数年、スーパーやコンビニで買い物をしている時、ふと怖くなる瞬間がありませんか?
以前なら、財布に1,000円札が1枚あれば、お弁当に飲み物、ちょっとしたお菓子を買ってもお釣りが来ました。 しかし今はどうでしょうか。カゴに同じ感覚で商品を入れると、レジで平気で1,000円を超えてきます。「あれ、これだけでこんなにするの?」と、レシートを二度見してしまうことも一度や二度ではありません。
さらにお菓子などの食料品も、パッケージのサイズが明らかに小さくなったり、中身がスカスカになっていたり……。いわゆる「シュリンクフレーション」を目の当たりにするたび、私はこう感じます。
「物の値段が上がったんじゃない。日本円の価値が下がったんだ」
私たちが必死に働いて貯めた1,000万円の価値が、実質700万円、600万円へと目減りしていく。 銀行口座に数字は残っていても、そのお金で「買える量」は確実に減り続けています。現金をただ銀行に眠らせておくことは、もはや安全ではなく、「確実にお金が減っていくリスク」を負っている状態なのです。
「早い者勝ち」の椅子取りゲームに参加する
NISAで海外株を買うのも対策の一つですが、私はもっと根源的な「価値の保存先」を求めました。 そこで辿り着いたのが、「デジタル・ゴールド」としてのビットコインです。
私がビットコインに投資する最大の決め手となったのは、「発行枚数が2,100万枚まで」と厳格に決まっているという事実を知った時でした。
日本円や米ドルは、国がいくらでも刷って増やすことができます(その結果、お金の価値は薄まります)。 しかし、ビットコインは誰にも勝手に増やせません。地球上の埋蔵量が決まっている「金(ゴールド)」と同じです。
世界中の投資家がこの「希少性」に気づき始めています。 「発行上限が決まっている以上、将来は必ず取り合いになる。ならば、先に持っておいたもん勝ちだ」 そう気づいた瞬間、私の中でビットコインは「怪しいデータ」から「持たざるリスクのある資産」へと変わったのです。
理由2:機関投資家が参入し、「怪しいもの」ではなくなった
世界が変わった「2024年」の衝撃
「でも、ビットコインってハッキングとか詐欺とか、怪しいイメージが抜けない」 そう感じるのは当然です。数年前まで、それは「ネットオタクの遊び道具」でしたから。
しかし、その常識は2024年に完全に覆されました。 アメリカで「ビットコイン現物ETF(上場投資信託)」が承認されたのです。
これは、ブラックロックやフィデリティといった世界最大級の資産運用会社が、「ビットコインをまともな金融資産として認め、取り扱いを始めた」ことを意味します。
勉強すれば「恐怖」は消える
私がビットコインを買い始めた時、不思議と恐怖はありませんでした。 なぜなら、しっかりと勉強し、「なぜ価格が上がるのか」「なぜ価値があるのか」のロジックを理解していたからです。
逆に言えば、「なんとなく儲かりそう」で飛びついたバイナリーオプションの時は、中身を理解していないからこそ恐怖と隣り合わせでした。 今は、プロの機関投資家が参入し、市場の透明性も格段に上がっています。
「みんなが怪しいと思っている時」が一番の買い時ですが、今は「怪しさが消え、本格的な普及が始まる直前」。 40代の資産形成の一部として組み込んでも、決して恥ずかしくない段階に来たと確信しています。
理由3:NISAとの相性が抜群に良い(攻めと守りのハイブリッド)
私がビットコイン投資を推奨する最大の理由は、「NISAという強固な土台があるからこそ、ビットコインが輝く」からです。
家族への責任と、自分の自信
私は家庭の資産運用を任されています。妻に逐一報告はしていませんが、隠しているわけではありません。 もし聞かれたら、「なぜ今ビットコインが必要なのか」を理路整然と説明できる自信があるからです。
それは、以下のような「コア・サテライト戦略」でリスク管理を徹底しているからです。
- 守り(コア):資産の80〜90%
- NISA(全世界株式など)
- 目的:堅実な運用で生活基盤を守る。
- 攻め(サテライト):資産の1〜5%
- ビットコイン
- 目的:インフレヘッジと資産の加速。
「負けても軽傷、勝てば大勝利」のポジション
この比率を守れば、もしビットコインが暴落して価値が半分になっても、資産全体へのダメージはわずか数%。NISAの運用益で十分カバーできます。 逆に、もしビットコインが将来予想通り「デジタル・ゴールド」としての地位を確立し、価格が数倍になれば、資産全体を大きく押し上げてくれます。
「最悪でもカスリ傷、うまくいけば資産が激増する」 この極めて有利な戦い方ができるのは、すでにNISAで土台を作っている人の特権です。
まとめ:0か1かは大きな違い。まずは「お試し」から
過去にバイナリーオプションで失敗した私が、今こうしてビットコインに投資できているのは、「一発逆転」を狙うのをやめ、「資産防衛」に徹しているからです。
「まだ怖いな」という気持ちもわかります。 しかし、「持っていない(0枚)」と「少しでも持っている(0.001枚でも)」の差は、天と地ほどあります。
これから先、世界中でビットコインが当たり前に使われる未来が来た時、「あー、あの時1万円分だけでも買っておけばよかった」と後悔したくありません。 だから私は、飲み会1回分のお金を、未来へのチケット(ビットコイン)に変えて積み立てています。
いきなり大金を使う必要はありません。 まずは信頼できる国内の取引所に口座開設だけしておいて、価格が下がったタイミングで「500円分」だけ買ってみる。
持ってみて初めてわかる「値動きの感覚」があります。 そんな「お試し」から始めてみるのが、一番リスクの低いスタート方法ですよ。
【最後に:僕が使っている取引所はこの2つ】
これから始めるなら、以下の2つが定番です。私は用途によって使い分けています。
- スマホで簡単に買いたいなら:[コインチェック]
- アプリがとにかく使いやすいです。「500円」からスマホでサクッと買えるので、最初の一歩におすすめ。
- 手数料を安く済ませたいなら:[GMOコイン]
- 入出金手数料が無料なのが強み。少し慣れてきて、コツコツ積立設定などをしたい時に便利です。
まずは「口座開設(無料)」だけ済ませておきましょう。 本人確認の審査に数日かかることもあるので、「買いたい時にすぐ買える状態」にしておくのが、チャンスを逃さないコツです。


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