【30代の失敗談】バイク購入の頭金「30万円」が一瞬でゼロに…。FXで「俺は天才かも?」と勘違いして大切なお金を溶かした話

FX

こんにちは、チャレンジ太郎です。

先日、ポイ活の無料ゲーム案件で、地味にコツコツと「258円」を稼いだ記事を書きました。「たった数百円?」と笑われるかもしれませんが、僕にとってはこの258円は、とても尊いお金です。

なぜなら、僕は過去に「一晩で30万円を溶かし、ご飯の味さえ分からなくなる」という地獄を見たことがあるからです。

今回は、僕がまだ副業の「ふ」の字も分かっていなかった30代前半の頃。「一発逆転」を夢見てFX(外国為替証拠金取引)に手を出し、心身ともにボロボロになった失敗談をお話しします。

もし今、あなたが「手っ取り早く大金を稼ぎたい」と思っているなら。僕の屍(しかばね)を越えていく前に、少しだけこの「敗戦の記録」を読んでみてください。

1. なぜFXを始めたのか?「魔法の杖」に見えたレバレッジ

僕がFXを始めた理由は、極めて単純で不純なものでした。

「会社のお給料だけでは、この先の人生が不安。でも、すぐに結果が欲しい」

30代になり、結婚や将来のことをリアルに考え始めた時期。地方のサラリーマンにとって、給料を月に数万円上げるのは至難の業です。そんな時、ネットで「投資」について調べていると、必ず目に入る甘美な言葉がありました。それが「レバレッジ」です。

  • 「手元に10万円しかなくても、25倍の250万円分の取引ができる」
  • 「わずかな値動きでも、レバレッジを効かせれば1日で数万円稼げる」

当時の僕には、これが現状を打破する「魔法の杖」に見えてしまったのです。

2. 破滅への入り口:「俺には才能がある」という勘違い

最初は、いわゆる「ビギナーズラック」で数千円〜数万円勝ててしまいました。画面上の数字が増えた瞬間、僕は最悪の勘違いをしてしまったのです。

「あれ? もしかして俺、トレードの才能あるんじゃないか?」

今思えば、たまたま運が良かっただけです。しかし、当時の僕は完全に調子に乗っていました。「このペースなら、もっと大きく稼げる」「会社を辞める日も近いかもしれない」。

そんな根拠のない全能感に酔いしれ、僕は「次はもっと大きなポジション(金額)を取ってやろう!」と、さらにリスクの高い取引へと突き進んでいきました。

3. 仕事中も上の空…。約3週間に及ぶ「塩漬け」の地獄

しかし、相場の神様はそう甘くはありません。自信満々でエントリーした「ドル円」の大きなポジションは、すぐに予想と逆方向へ動き始めました。

損切り(負けを認めて決済)すれば軽傷で済むのに、「才能がある」と思い込んでいる僕はそれができません。結果、ズルズルと損失が膨らんだまま決済できない「塩漬けポジション」を抱えることになります。

この地獄のような生殺し状態は、約3週間も続きました。

こうなると、生活のすべてが為替レートに支配されます。仕事中も頭の中は含み損のことでいっぱい。

「今、いくらマイナスなんだろう……」

「頼む、戻っててくれ……」

携帯電話でこっそりレートを確認しては落胆し、仕事には全く身が入らない。目の前の業務よりも、画面の中の「マイナス数字」のほうが何倍も重要に感じられ、毎日冷や汗をかきながらデスクに座っていました。

4. 夢が消えた夜。ご飯の味がしない朝。

運命の「雇用統計」と強制ロスカット

そして、その時は訪れます。毎月第1金曜日の夜に発表されるアメリカの「雇用統計」

為替が最も大きく動くこのイベントで、過去にまぐれ勝ちした経験があった僕は、「ここで一気に逆転できるかも」と淡い期待を抱いていました。今思えば、単なるギャンブル脳です。

発表の瞬間、チャートが急変。耐えに耐えていた僕のドル円ポジションは、一瞬にして「強制ロスカット(強制決済)」されました。

画面上の資金が、ほぼ「0」になった瞬間。怒りも涙も出ませんでした。ただ、激しい後悔と、底知れぬ脱力感が襲ってきました。

翌朝の食事のことは、今でも覚えています。何を口に入れても、まるで砂を噛んでいるようでした。「ご飯の味がしない」。激しいショックを受けると、人間の味覚って本当になくなるんだな、と他人事のように思っていました。

消えた「XJR400」と、誰にも言えない秘密

一番辛かったのは、その失った30万円の使い道です。それは、ずっと欲しくてコツコツ貯めていた、ヤマハのネイキッドバイク「XJR400」を買うための大切な頭金でした。

「あと少しで買える。あの空冷エンジンの音が聞けるぞ」

そう楽しみにしていた夢と30万円の札束を、自分自身の強欲さと愚かさで、一瞬にしてドブに捨ててしまったのです。

実はこの大失敗、今でも妻を含め、誰にも話していません。自分一人だけの胸の内に、お墓まで持っていく覚悟で隠し通しています。XJR400で風を切って走るはずだった未来は、PCモニターの中で電子の藻屑として消えました。

5. 失敗したからこそ、今のスタイルがある

この30代での高い授業料を払ったからこそ、40代になった僕は今、投資に対する考え方を180度変えました。

  • 「一発逆転」を狙わない(レバレッジはかけない)
  • 「才能」なんてないと自覚する
  • 「確実に積み上がる」ことをやる

だからこそ、今は「ネットを使ったリスクゼロの副業(ポイ活やクラウドワークス)」で種銭を作り、それをSBI証券のNISA口座での「日本高配当株投資」や、「ビットコインの現物投資(ガチホ)」に回すというスタイルに落ち着きました。

ビットコインも価格変動は激しいですが、FXのような「ロスカット(強制没収)」はありません。現物を持っているだけなので、下がっても待っていればいい。「明日にはバイク資金が消えるかも」という恐怖とは無縁です。

先日稼いだ「258円」のほうが、運任せのFXで勝った1万円よりも、今の僕にとっては価値のある「確実な一歩」だと断言できます。

まとめ:そのお金、夢を叶えるはずのお金ではありませんか?

もしあなたが副業初心者で、「FXですぐに稼ごう」「自分には才能があるかも」と思っているなら、一度立ち止まって考えてみてください。

その大切なお金は、本来何に使う予定でしたか?

欲しかった物、家族との旅行、子供の将来……。

僕は夢だったXJR400を失い、ご飯の味も分からなくなるほどの後悔をしました。皆さんには、そんな思いをしてほしくありません。

「夜ぐっすり眠れる副業・投資」こそが、最強の資産形成だと心から思っています。僕のような失敗をする人が、一人でも減りますように。


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