こんにちは、チャレンジ太郎です。
突然ですが、あなたは今、スマホの画面を見ながらこんな風に悩んでいませんか?
「新NISA、結局S&P500とオルカン、どっちがいいの?」 「アメリカ経済は最強だけど、この先もずっと続く保証はあるのかな…」 「インド株も気になるけど、リスクが高そうだし…」
答えが出ないまま検索を繰り返し、気づけば貴重な休日が2時間も過ぎていた……なんて経験、ありますよね。その気持ち、痛いほどよく分かります。
かつての私もそうでした。「自分だけは賢く立ち回れる」と信じ込み、情報を追い求めた結果、どうなったか。 40代になるまでに怪しい投資詐欺に引っかかり、FXで深夜まで血眼になってチャートを凝視し、なけなしの資金を溶かす……そんな散々な失敗を重ねてきました。
しかし、そんな「失敗のデパート」だった私が、現在はまったく投資について悩んでいません。もっと言えば、投資について考えること自体をやめました。
なぜなら、「考えない」ほうが成績が良いという、投資の世界の残酷かつシンプルな真実にようやく気づいたからです。
今回は、数々の失敗を経てたどり着いた結論、「なぜ私が新NISAで全世界株式(通称:オルカン)を選んで、完全に思考停止しているのか」を徹底解説します。
この記事を読み終える頃には、あなたの肩の荷が下り、「なんだ、あれこれ悩むのは時間の無駄だったんだ」と、晴れやかな気持ちで資産形成の第一歩を踏み出せるはずです。
なぜ「自分で考える」と失敗するのか? プロも勝てない「敗者のゲーム」
まず、残酷な現実からお話しさせてください。
投資の世界には、チャールズ・エリスという著名な投資家が提唱した「敗者のゲーム」という有名な概念があります。 これを一言で言うなら、「プロの投資家ですら、市場平均(インデックス)に勝ち続けるのはほぼ不可能である」という事実です。
データの裏付けがある「負け戦」
実際、S&P500などの指数に連動するインデックスファンドと、プロが企業分析をして銘柄を選ぶアクティブファンドを比較したデータがあります。 なんと、10年以上の長期スパンで見ると、アクティブファンドの約8割〜9割がインデックスファンド(市場平均)に負けているのです。
考えてみてください。 ウォール街のエリートたちが、最新のAIを駆使し、莫大な資金と時間をかけて24時間体制で分析しても、市場平均に勝てないことがほとんどなのです。
それなのに、仕事や家事で忙しい私たち素人が、通勤電車のスキマ時間でYouTubeやYahoo!ニュースをチェックして、 「今は半導体株が熱いらしい!」 「金利が上がったから株は下がるはずだ!」 なんて予測したところで、勝てる見込みがあるでしょうか?
答えは明白ですよね。プロでも難しいことを、片手間でやろうとすること自体が、そもそも無謀な挑戦なのです。
私が全財産を溶かした最大の敵は「感情」
私もかつては、「自分は人より勉強しているから大丈夫」「この情報はまだ誰も知らないはずだ」という謎の万能感を持っていました。
しかし実際は、どうだったか。 ニュースを見て「乗り遅れるな!」と焦って高値で買い、暴落ニュースを見て「もう終わりだ!」と恐怖に駆られて底値で売る。 まさに「安く売って高く買う」という、自殺行為を繰り返していただけでした。
人間というのは、株価が上がると「もっと上がるかも」と欲をかき、下がると「資産がゼロになるかも」とパニックになる生き物です。 この「感情の波」こそが、投資における最大の敵です。
どれだけ頭で分かっていても、自分のお金が減っていく恐怖には勝てません。だからこそ、最初から感情を挟む余地のない「考えない仕組み」を作ってしまうことが、凡人が勝つための唯一にして最強の戦略なのです。
究極の時短術!オルカン一本で「世界」を買う仕組み
そこで登場するのが、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、通称「オルカン」です。
新NISAの開始とともに爆発的な人気を誇るこの商品ですが、なぜこれほどまでに支持されているのか。それは単に「人気があるから」ではありません。「ほったらかし投資」を成立させるための機能が完璧だからです。
1本で世界中の約3,000社に分散投資
オルカンを買うということは、これ一本で世界中の約3,000社の株をまとめて買うのと同じ意味を持ちます。
- 時価総額トップのアメリカ(Apple、Microsoft、Amazonなど)
- 先進国の日本、イギリス、フランス、カナダなど
- これから伸びる新興国の中国、インド、台湾など
地球上のあらゆる地域の優良企業に、広く薄く、自動的に分散投資ができるのです。 「卵を一つのカゴに盛るな」という投資の格言がありますが、オルカンはまさに「地球という巨大なカゴ」に資産を預けるようなものです。これ以上の分散効果はありません。
勝手に中身を入れ替える「自動リバランス」機能
そして、私が思考停止できる最大の理由がこれです。 オルカンは、「時価総額加重平均」という仕組みで運用されています。
少し難しそうな言葉ですが、要するに「今、世界で稼いでいる強い国や企業の割合を自動的に増やして、ダメになったところを減らす」という調整を、勝手にやってくれるのです。
例えば、2024年現在はアメリカ経済が絶好調なので、オルカンの中身も約60%が米国株で構成されています。 しかし、もし20年後にアメリカが衰退し、代わりにインドやその他の国が世界の覇権を握ったとしましょう。
自分で個別の国に投資していれば、「アメリカ株を売って、インド株を買い直さないと!」と判断し、手続きし、税金を払って……という面倒な作業が必要です。しかも、その判断が遅れれば大損します。
ところがオルカンなら、あなたが寝ている間に、運用会社が勝手に「インドの比率を増やして、アメリカを減らす」という作業を行ってくれます。
これ、例えるなら「超優秀な執事」を格安で雇っているようなものです。 執事が24時間365日、世界情勢を監視して、あなたの資産配分を最適化してくれる。 あなたは毎月、クレジットカードや銀行口座から決まった金額を積み立てる設定をするだけ。「今月はどの国を買おうかな」なんて考える必要はゼロです。
この「メンテナンスフリー」こそが、忙しい現代人にとって最強のメリットなのです。
「米国株(S&P500)一本」にしなかった理由も、実は「面倒だから」
ここまで話すと、必ず出てくるのがこの疑問です。
「でも、過去のデータを見たらS&P500(米国株)の方がリターンが高いじゃん。オルカンだと利益が減るんじゃない?」
おっしゃる通りです。過去10年〜15年の切り取られたデータを見れば、全世界株よりも米国株単体の方が成績は優秀でした。 それでも私がS&P500一本に絞らず、あえてオルカンを選んだ理由。 それは、「アメリカを信じ続けること」すら面倒くさかったからです。
「米国最強」は永遠か? 未来予測という労働
S&P500にフルインベストメントするということは、「今後10年、20年も、間違いなくアメリカが世界経済のトップであり続ける」というシナリオに、自分の大切な資産の全てを賭けることを意味します。
もちろん、その可能性は高いでしょう。しかし、歴史を振り返れば「永遠の覇者」はいませんでした。 かつては大英帝国が世界を支配し、1980年代後半には「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われ、日本株が世界の時価総額の約4割を占めていた時代もあったのです。(今の日本の立ち位置を考えれば、恐ろしい話ですよね)
もし将来、 「アメリカの財政赤字が限界突破してドルが暴落!」 「中国やインドのテクノロジー企業がGoogleを追い抜いた!」 なんてニュースが飛び交ったとき、あなたはS&P500を持ち続ける強いメンタルを維持できますか?
私は無理です。過去のFXの失敗経験から断言できます。 「自分の予測(今回はアメリカ)」が揺らいだ瞬間、人間は不安で夜も眠れなくなり、狼狽売りをしてしまうのです。
オルカンなら「どこが勝ってもいい」
その点、オルカンならどうでしょうか。 そんな未来予測という「最大の労働」から解放されます。
- 「次はインドが来るかも?」→「大丈夫、オルカンの中にインドも入ってるから、成長を取り込めるよ」
- 「米国株が暴落したら?」→「他の国がカバーしてくれるし、自動的に米国の比率が下がるだけだよ」
こんなふうに、「世界のどこかの国が成長してくれれば、それでOK」というスタンスを取れるのです。 「どの国が勝つか」を当てるギャンブルをするのではなく、「世界経済全体は成長し続ける」という大きな波に乗っかる。
これなら、ニュースを見て一喜一憂する必要がありません。 私は「リターンを最大化すること」よりも、「悩みやストレスを最小化すること」を選びました。その結果、投資に関する不安がゼロになり、枕を高くして眠れるようになったのです。
まとめ:投資の正解は「長く続けること」。だから「楽」が最強
ここまで読んでくれたあなたに、最後に一番大切なことをお伝えします。
新NISAを使った資産形成で成功する秘訣。 それは、難しいチャート分析を覚えることでも、誰よりも早く情報を手に入れることでもありません。
ただ一つ、「やめずに長く続けること」。それだけです。
15年、20年という長期で保有し続ければ、複利の効果で資産は雪だるま式に増えていく可能性が高い。これは歴史が証明しています。
そして、長く続けるために絶対に必要な条件。それが「楽(ラク)」であることです。
毎日株価をチェックして、暴落におびえ、経済ニュースに振り回されて、「今売るべきか? 買うべきか?」と悩み続ける投資法は、絶対に続きません。ストレスで胃が痛くなり、途中で投げ出したくなります。私が身をもって証明済みです。
「オルカンを選んで思考停止する」
これは決して「勉強不足」や「逃げ」ではありません。 自分の感情という最大のリスク要因を排除し、世界経済の成長にタダ乗りする、最も合理的で賢い「戦略」なのです。
あなたの貴重な時間とエネルギーは、投資の銘柄選びなんかに使わないでください。 それは「優秀な執事(オルカン)」に任せておけばいいんです。
浮いた時間で、何をしますか? 副業で入金力を高めるのもいいでしょう。 家族と美味しいご飯を食べに行くのもいいでしょう。 ずっとやりたかった趣味に没頭するのも最高です。
「投資のために生きる」のではなく、「人生を楽しむために投資をする」。
この順番を間違えないでください。 新NISAという素晴らしい制度が始まった今、オルカンの積立設定をサクッと終わらせて、あとはログインパスワードを忘れるくらい「ほったらかし」にしておきましょう。
世界経済の成長という「最強の味方」を背に、あなたも私と一緒に、投資について考えるのをやめてみませんか? 10年後、20年後の未来のあなたは、きっと「あの時、余計なことをしなくてよかった」と、今日の決断に感謝するはずですよ。

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